誉めて、誉めて!!2020年12月09日

和歌山市個別学習塾 咲花の藤田です。

◆誉める事の大切さ 

子供がテストで八〇点を取りました。本人にとっては久々の高得点です。家に帰って、お母さんに真っ先に見せにきます。

      「お母さん、今日テスト返ってきたよ。」

この時、お母さん方の反応は決まっています。ほとんどのお母さんが真っ先に間違えた問題に目をやるんですね。そして言います。
「ここ、計算ミスしているじゃないの。」
「漢字さえ書けていたら○〇点だったのに。」

どうです。みなさんもそうではないですか。せっかく良い点を取って誉めてもらえると思っていたのにこう言われた子供の気持ちはどうでしょう。

今日、家族の皆さんで実験をしてみてください。簡単なジェスチャーゲームです。例えば、「テーブルの上のコップに水をさす」という正解をあらかじめ決めておいて、正解を知らない子供にその行為をさせるのです。その際、正解と違った行動に出たら家族みんなで怒った顔をして「ブー」と言います。テレビに近づいたら「ブー」。冷蔵庫を開けようとしたら「ブー」。そのうち子供はいやになってゲームをあきらめてしまうかもしれません。

次に、同じゲームで、正解に近づいたら笑顔で拍手をします。テーブルに近づいたら「パチパチパチ」。
水差しを持ったら「パチパチパチ」。今度は、そんなに時間をかけずに正解に到達するはずです。

そして、その時の子供の表情に注目して下さい。「ブー」のときは子供の顔も無表情で、「パチパチパチ」のときは子供も笑顔になっているはずです。どちらのゲームを子供が好み、もう一度やりたいと意欲を見せるか、言うまでもありません。私は、生徒さんが「こんないいことあってんで!、マラソン大会〇〇位やったで!先生テストよかったで!」等言ってきてくれたときは、思わずパチパチパチ と拍手が自然に出ます。
そんな時の子供たちの顔はとっても愛しいです。
人は誰でも誉められたいと思っています。子供ならなおさらです。子供がテストを見せたら、まず・正・解・し・て・い・る・個所を誉めてあげてください。
「こんな難しい問題、よくできたね。」
「以前まちがえた漢字が今回は書けたね。」
その上で間違えた問題について指摘すれば、子供は「もっとがんばろう」と思うのです。
ぜひ・誉・め・る・教・育・を心がけてあげてくださいネ!!

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