勉強のやりすぎ?に注意2021年08月11日

和歌山市の個別学習塾 咲花の藤田です。

★教育コーチング★       
「勉強は調子がいいときに切り上げる!」
例えば、問題集を解くとき、多くの子どもが、調子よければドンドン続けようとします。
でも、次第に脳がつかれてきて、やがて問題が解けなくなり勉強をやめます。一見、合理的に思える勉強の仕方ですが、これでは勉強を直前の苦痛、つまり「勉強で脳がつかれる」「頑張っても問題がとけない」といったネガティブなことばかりが脳に記憶されてしまいます。
その結果、勉強嫌いになったり、勉強に苦手意識をもったりしてしまうのです。長い目でみると、勉強は調子がいい時に切り上げるほうがよいといえます。
 この効果が特におおきな作用を持つのが寝る直前です。
たとえ、問題が解けなくなって嫌な思いをしても、それが短期記憶にとどまっていたら、2週間以内にすべて忘れることはありません。その可能性が最も高いのが夜、寝る直前に体験したことなのです。
 ですから、夜更かしをし、眠くて勉強が進まなくなるまで頑張るという習慣は、脳に多大な影響を与えてしまいます。
 おすすめは、勉強は調子が良いところで切り上げ、そのときに必ず「よく頑張った」と自分で自分を褒める習慣をもつことです。そうすれば、やればできるという「自己効力感」をはぐくむことができ、勉強に対する前向きなイメージも強化できます。ぜひ、子どもたちにすすめてあげてください。