SDGSの試み!2023年05月12日

和歌山市の個別学習塾 咲花の藤田です。

最近Sdgsという言葉がよくメディアに取り上げ
られていますね。

これは、国連が 持続可能な開発目標を17個
掲げていてその世界に近づけようと全世界の
国・人が工夫して取り組むものを発明しようと
いう取り組みです。

昨日テレビで SDGsの達成に貢献する新素材
SUFAを紹介していました。
この日は、耐熱素材の紹介でした。

これの重さは1g以下、極めて軽い。これを開発
したのは東京・港区に在るティエムファクト
リ社でその耐熱の度合いを示す実験を行いまし
た。
まずはアルコールランプの上に板状の新素材を
設置し、それと同じ厚さのガラスに氷を置いた
ものと比較、それぞれの溶け具合を見ると、
新素材は殆ど溶けません。
この新素材は断熱性が世界最高峰、そのうえ
透明というのは世界初なのです。
この新素材の95%は・何・と・空・気・か・ら
できているのです。
これはガラス比で熱伝導率が20~30分の1に相当
し、空気が動かず対流も起きないので より
一層断熱性に貢献しています。
これは住宅で使われる一般的な断熱材「グラス
ウール」の3倍にも相当します。
現在は大型化に向けた研究が進行中、これが
普及して窓などに貼れば「夏は日差しを遮断」
「冬は暖かい空気を閉じ込める」ということで
エアコンの使用頻度を劇的に減らせます。
これにより電気代は5分の1程度まで削減できる
そうです。。
また、車の窓ガラスにこれを貼れば 夏場の車
内の高温も防止出来て、エアコンの頻度も減っ
て燃費も良くなります。
実際、会社には車のメーカーから問い合わせが
相次いでいるとのことです。
又、これを粉末にした新素材に水をたらす
実験をすると水滴がコーティングされたような
状態になる。
これを熱したフライパンに投入すると 全く、
蒸発しないのです。
これは粉末にしても水質が変わらないという
ことで、これを活かせばアパレルの生地にも
流用可能なのです。
例えば消防服に使えば全く熱を感じることなく
安全でしかも軽いので動きやすい消防服が作れ
ます。
それから塗料状にして屋根や壁に塗ることで
家を火事から守れるし、夏の暑さ、冬の寒さを
感じない快適な家ができます。
アスファルトに塗れば照り返しを抑えることが
できます。
夏にマラソンをしても快適に走れます。
加えて紫外線のカットも可能で、フィルム化の
研究も進んでいるそうです。
将来的には暑さ・紫外線ともにカットできる
透明日傘の登場も待たれますね。
地球環境のために「我慢」しなくていい、
「心地よさを犠牲にしない」を可能にすること
で、世界の消費エネルギーの大幅な削減が
現実的になり、よりよい社会を実現できると
信じています。

この素材が広まる社会の実現に期待したいです!!

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