やる気アップの秘策!2021年07月08日

和歌山市の個別学習塾 咲花の藤田です。

やる気を引き出す指導の知恵

「とりあえず一問方式」で・・・勉強へのとりかかりがラクになる

「うちの子はなかなか宿題や勉強にとりかからなくて困る」という悩みをよく聞きます。
さんざん遊んだ挙げ句、夜遅くになって泣きながらやる、という子もいます。
このような場合、とりかかりのハードルを下げてあげると効果があります。
 というのも、いちばんの問題はとりかかれないことであり、とりかかってしまえば半分は終わったようなものだからです。私のイチオシの方法は「とりあえず一問方式」です。
つまり、子供が帰ってきたら、遊ぶ前にとりあえず一問だけやらせるのです。
「遊ぶ前に、漢字の書き取りを一字だけかいておこう」「算数のプリント、一問だけやったら遊んでいいよ。」などと言ってやらせます。一問ならなんとかやるものです。
 そして、一問やることによって全体が目に入り、終わりが見えます。全部でだいたいどれぐらいの分量なのかがわかるので、漠然とではありますが見通しがつくのです。
それによって、本格的にとりかかるときのハードルがぐんと下がるわけです。
 何ひとつ手をつけないままでいると、やるべき宿題がカバンの中に入っていることはわかりますが、それがどれだけのものなのかまったく見当がつきません。
時間が経てば経つほど、それは実体以上に大きくふくれあがり、心理的にも大きな負担となってますますとりかかりにくくなります。
 これは、私たち大人も仕事でよく経験することです。手つかずの仕事は実態以上にふくれあがり、とりかかりにくくなります。そして、見通しがつかないまま仕事をしていて終わりがみえないと、本当に大変でやる気も出ません。終わりが見えた瞬間、気持ちがラクになってやる気もわいてきます。
 一度、お試ししてみてください。
私もよくこの方法をつかいます。色々な書類を作るとき、とりあえず、日付や名前などを書いているとだんだん仕事モードになってきて仕事がはかどる等という経験があります。


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