SDGS な世界へ!2021年05月15日

和歌山市の個別学習塾 咲花の藤田です。

最近SDGSという言葉がよくメディアに取り上げられているのをご存じですか?

これは、国連が 持続可能な開発目標を17個掲げていてその世界に近づけようと全世界の国・人が工夫して取り組むものを発明しようという取り組みです。

昨日テレビで SDGsの達成に貢献する新素材SUFAを紹介していました。
この日は、耐熱素材の紹介でした。

SUFAの重さは10平方センチで1g以下、極めて軽い。これを開発したのは東京・港区に在るティエムファクトリ社でその耐熱の度合いを示す実験を行いました。
まずはアルコールランプの上に板状の新素材を設置し、それと同じ厚さのガラスに氷を置いたものと比較、それぞれの溶け具合を見ると、新素材は殆ど溶けません。
この新素材は断熱性が世界最高峰、そのうえ透明というのは世界初なのです。新素材の95%は・何・と・空・気・か・ら・できているのです。
これはガラス比で熱伝導率が20~30分の1に相当し、空気が動かず対流も起きないので より一層断熱性に貢献しています。
これは住宅で使われる一般的な断熱材「グラスウール」の3倍にも相当します。
現在は大型化に向けた研究が進行中、これが普及すれば窓などに貼れば「夏は日差しを遮断」「冬は暖かい空気を閉じ込める」ということでエアコンの使用頻度を劇的に減らせます。
これにより電気代は5分の1程度まで削減できるそうです。。
また、車の窓ガラスにこれを貼れば 夏場の車内の高温も防止出来て、エアコンの頻度も減って燃費も良くなります。
実際、会社には車のメーカーから問い合わせが相次いでいるとのことです。
又、これを粉末にした新素材に水をたらす実験をすると水滴がコーティングされたような状態になる。
これを熱したフライパンに投入すると 全く、蒸発しないで水滴の状態のままです。
これは粉末にしても水質が変わらないということで、これを活かせばアパレルの生地にも流用可能なので、例えば消防服に使えば全く熱を感じることなく 安全でしかも軽いので動きやすい消防服が作れます。
それから塗料状にして屋根や壁に塗ることで家を火事から守れるし、夏の暑さ、冬の寒さを感じない快適な家ができます。アスファルトに塗れば照り返しを抑えることができます。
夏にマラソンをしても快適に走れます。
加えて紫外線のカットも可能で、フィルム化の研究も進んでいるそうです。
将来的には暑さ・紫外線ともにカットできる透明日傘の登場も待たれますね。
地球環境のために「我慢」しなくていい、「心地よさを犠牲にしない」を可能にすることで、世界の消費エネルギーの大幅な削減が現実的になり、よりよい社会を実現できると信じています。

この素材が広まる社会の実現に期待したいです!!